1. 制度概要

(1) 「養成運転手」の採用と大型二種免許取得
① 普通免許、中型免許、大型一種免許の所持者を「養成運転手」として採用し、自動車教習所に通ってもらい、2ヵ月以内に大型二種免許を取得してもらいます。
② 大型二種免許取得後、「契約運転手」として勤務してもらいます。
③ 「契約運転手」として6カ月勤務してもらった後、審査の上、「正社員運転手」として採用します。
(2) 応募資格
① 沖縄県在住者
② 年齢:21歳~55歳
③ 免許の経過年数が大型二種免許の取得資格に達していること。
④ 自動車教習所での視力検査、深視力検査、色彩識別検査等で不合格となった場合は採用を取り消します。
(3) 免許取得費用の貸与
免許取得費用は、全額(438,000円限度)を会社が本人に貸与し、会社が自動車教習所に支払います。
ただし、養成期間中に理由の如何を問わず退職または解雇された場合は、それまでに生じた免許取得費用は全額本人負担で、自動車教習所に支払っていただきます。
(4) 養成期間中の勤務
① 養成期間中の勤務は、自動車教習所の教習を受け、できるだけ早めに免許を取得できるよう努めることとし、自動車教習所では積極的にキャンセル待ちを申し込むこととします。
② 自動車教習所のカリキュラム上、教習を受けられない日は営業所に出勤し、路線の添乗、車両清掃等、会社の指示する業務に就いてもらいます。
③ 出勤・退勤時には、電話またはメールにて総務部まで報告することとします。報告なき場合は、欠勤扱いとし、賃金の支払いはありません。
※ 会社は適宜、自動車教習所に赴き、教習を受けているか確認します。
(5) 養成期間中の給与と社会保険

処遇等はハローワーク・求人票をご確認下さい。

(6) 「契約運転手」としての採用
大型二種免許を取得後、「契約運転手」として雇用契約を締結します。
契約は6ヵ月契約とします。

処遇等はハローワーク・求人票をご確認下さい。

(7) 「契約運転手」の研修と一人乗務
「契約運転手」として契約後、約4週間の社内研修を行い、その後、一人乗務を行います。
(8) 「正社員運転手」としての採用
「契約運転手」として採用後、6ヵ月経過時点で、審査の上、正社員運転手として採用します。
「契約運転手」としての期間中に、酒気帯び出勤、事故を惹起、苦情を受けた等の場合は、契約運転手としての契約期間を延長することがあります。
(9) 免許取得費用の返済
「養成運転手」として採用後、毎月5,000円ずつ5年間、免許取得費用を返済してもらいます。
(10) 祝い金
「養成運転手」として採用後、5年間経過した場合、「祝い金」として30万円を支給し、免許取得費用の未返済分の返済を免除します。
(11) 5年以内退職
「養成運転手」として採用後、5年経過しないうちに理由の如何を問わず退職または解雇された場合は、免許取得費用の未弁済部分の全額を本人および連帯保証人で一括して弁済してもらいます。この際、5年経過時に行う未返済分の免除は行いません。

2. 提出書面

(1) 養成運転手採用時
① 履歴書
② 運転記録証明書(5年)
※ 運転記録証明書は「自動車安全運転センター」(沖縄県警察運転免許センター内1階・098-840-2822)で発行しています。
③ 雇用契約書
④ 誓約書(保証人連署)
本人と連帯保証人に連署して提出してもらう書面(免許取得費用の金額は未記載)。本人が自動車教習所費用を弁済しないうちに退職した場合は保証人が連帯して残額を支払うことを約するもの。保証人と直接、面談。

3. 上記は、本人の免許取得の進み具合、勤務態度、健康状態その他により変更する場合があります。

東陽バス 株式会社 総務部(担当者:我如古)
連絡先:(098)947-1040
メール:ganeko@toyobus.jp